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どうぞ、と差し出されたケーキにグリムはすぐフォークを立てて大口で頬張った。


「めちゃくちゃ美味いんだゾ〜!!こんな美味いもの初めて食べたんだゾ!」


「だとよ。良かったなアリスタ」


「あら、あなただって作ったじゃない」


「お前のレシピありきだぜ」


何はともあれ、美味しく食べてもらえるのは作り手にとって嬉しいことである。笑顔で食べ続ける監督生を見てジーヴルは踵を返した。


「ジェイド、フロイド、お前らの分も用意する」


「砂糖細工乗せてくださいね」


「わかった」

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年1月22日 1時

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