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「どう?似合ってる?」
そう言ってくるりと回る。ドレスのレースがふわり揺らいで、あぁやっぱり彼女には何でも似合う。
「似合わない服ねーじゃん」
「お褒めいただき嬉しいわ。じゃあ行ってくるわね」
ステージに上がれば、観客たちの拍手によって迎えられる。このラウンジで歌う瞬間が好きだ。皆が歌に酔いしれて、何より一番聞き耳を立てているのが弟たちなのも嬉しい。
「ご来店ありがとうございます。どうか心ゆくまでお楽しみください」
──────────
「姉さん今日も見事でした」
「おつかれ〜」
「ありがとうジェイド、フロイド。今日も上手くできてよかったわ」
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