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｢ヴィア様は優秀でいらっしゃるでしょう？より強くなれば良いのです｣


｢…なれるであろうか｣


｢おやおや、すっかり弱気になってしまわれて｣


よほど傷付いたのか いつもの慢心さはどこにもない。それは幼い頃のヴィアを思い出させた。


試しに｢失礼します｣と断って優しく撫でてやればポスンと倒れてきた。紅茶が零れないよう 取ってテーブルに置く。どんよりとした雰囲気に苦笑する他なかった。


｢昔のように甘えて来られてはいかがです？｣


｢……｣

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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2018年7月22日 12時

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