今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,395 hit
小｜中｜大
33 ページ35
｢彼氏とやらが出来たので？｣
｢違うわ阿呆。宛となる雑種に過ぎぬわ｣
｢旦那様はお許しに？｣
｢好きにせよと言いおったわ｣
いずれ戻ってくる、シルバはそう信頼しているのだろう。
跡継ぎではないから無理に止める理由もない。可愛い子には旅をさせよというものか。
｢気を付けていってらっしゃいませ｣
｢何を寝惚けておるのだ。貴様もぞ｣
｢はい？｣
｢我の世話は貴様でなくば務まらぬのだからな
父上には言うてある。良いと許可もあるぞ｣
事実上の専属執事である。シルバは一人娘のヴィアに甘いところがあるのは知っていたがこれほどとは。
しかしそうなれば自分は着いていくのみだ、今は殺人鬼ではなく執事なのだから。
｢かしこまりました。このハクオウ、どこまでも付き従いましょう｣
｢わかっておるではないか
紅茶の代わりを頼む｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：H×H
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月10日 21時
