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ただのタンパク質だと思えば、そう思って塊肉にかぶりつく。


筋張ってて、獣臭いけれど食べるものはこれしかないのだ。


「美味しくない…」


何たってここはキッチンではない。調味料や、臭みを消すスパイスだってないのだ。


食事を終えた後は骨を埋めて、焚き火も消した。体力の回復に必要なのは睡眠だが、寝込みを襲われる可能性だってある。


警戒しつつ歩くこと数分、フクロウかキツツキかそういった鳥の巣を見つけた。今は使われていないらしい。


剣はヒヒに見つからないように隠して、能力で八咫烏になって巣の中に飛び込んだ。

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2023年11月24日 1時

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