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｢そっちのお兄さんはボーイフレンドかい？｣


｢違うよ｣


｢お喋りに付き合ってもらうのさ。俺にもパンケーキもらえるかい？姉さんよ｣


｢まっ、姉さんだなんて！サービスしたげるから座ってておくれよ！｣


すっかり機嫌の良い店主に従い、せっかくだからと窓際の席に向かい合って座る。とりあえず出されたコーヒーにミカゲは砂糖とミルクをたっぷり入れた。


｢甘党なのかい？それならココアの方が…｣


｢国にはここまで苦いものがなくてな。こうしたら俺でも飲めるのさ、ココアはちと甘すぎるな｣

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2023年11月24日 1時

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