Sounds fun (ページ36)

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番外編② ページ36

緑side

緑｢しげおかぁ〜｣

赤｢呼び方…｣

緑｢んもぉ笑、はーい｣

しげの誘い文句、"刺激的な毎日"なんて嘘

随分人情みのある事務所だこと。
平和ボケでもしてしまいそう

でも楽しいよ、ほんまに

夜も深い時間。
そろそろ帰る時間。

しげの家に居候させてもらっている俺。

……今日も今日とて全く仕事ないな、ここは

なんて口は絶対に聞かないけど、笑

赤｢…悪い、ちょっと電話、、｣

そう言ってしげは事務所の外に出ていった。

俺は暇だからうろちょろ…

ちょっと憧れてたしげのかっこいい席。
誰もこの部屋にはいないから…

座ろうとしているのは別に悪いことじゃないでしょ？

若干の興奮を覚えたまま
しげの席の椅子を引いて座る。

あ、俺のあげた(ふわふわじゃない方の)クッションや笑
座ってからそれに顔を埋める

この包まれてる感じがもう幸せで、

ｶﾞﾁｬ

事務所のドアが開いた

なんか癪だ、しげにこんな気持ちにさせられるなんて、
なにかしげの弱みでも握ってやろうと狸寝入り

すると思い描いていたとおり彼は直ぐに机に来た

赤｢流星、今から俺に用があるんやって。だから神ちゃんは先に帰って…………あれ、寝てる…？｣

せやで。俺寝てんで

よいしょ、と零れた音と一緒にしげが体を低くする
バレないように薄目で見ると
机の上に腕を載せて同じ目線まで下がっていた

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