Sounds fun (ページ33)

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ナナマガリ探偵事務所ページ33

赤side

俺も、と息を吸うと
パタパタと音を立てるように神山くんがこちらへやってきた

緑｢重岡！、やりがいを感じに来ました！｣

赤｢、、笑、神山くんらしいな｣

緑｢神ちゃん、でいーよ。仕事仲間やもん。
せや！重要なこと、、｣

まだ神山くんは俺に喋りたさそう。

盛り上がってるとこ悪い、
次は照史の詰まった声が神山くんのお喋りを止めた

橙｢あの、この場合、依頼の代金って……｣

緑｢そう！その事言おうと思っててん！
半額だけ受け取ります。一応そういう契約やから｣

橙｢……あぁー、払いはするんや…｣

照史はめっちゃ残念そうな顔してるけど、半額やろ？
ってか神山くんのとこの料金っていくらなんやろ、？
めっちゃ高いんかな、、

緑｢まあ、最後にはちゃんと照史さんの所に戻ってくるよ｣

小さくそう言って、
な？、って俺に綺麗なウインク

そうか、

その分で俺に借金を返そうとしてんねや。
でも多分俺が受け取らないからこっちの事務所の資金にしようと照史に返す……

そうなるとますます気になる依頼料

橙｢あのさぁ、もしもの話なんやけど、｣

赤｢ええよ、照史。多分直ぐに戻るから笑｣

周りの皆はぽかんとしてるけど、
俺と神ちゃんだけはちゃんと分かってる。

2人だけの秘密

紫｢これからよろしくな！神ちゃん！｣

緑｢はい！！｣

はまちゃんが神ちゃんの近くまで寄って
強く握手をした。