Sounds fun (ページ31)

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けじめページ31

赤side

橙｢……やば、｣

絶好の雨日和。
今日はもう依頼をしに来る客もいないだろう

まだ何もしていないけれど
コーヒーに砂糖をたっぷり入れて朝イチの休憩

赤｢どうした？｣

橙｢経費が…｣

いや、いつもの事やん。
またどっかに変なお金かけて破産させようとしてるわ照史

さっきからやたらでかい音で電卓を叩いてると思ったら…
ま、いくら電卓とにらめっこしても変わる事はないけどな笑

橙｢後払いの業者に頼んだんやけど
全く連絡こなくてさ、その分もうキャンセルしよっかな
そうすれば少しは…｣

赤｢それって、やばいやつやん。何頼んだん？｣

橙｢前しげが仲間にしたいって話してた"神山"って人。
有名な事務所あってな、流星のよく行くとこのキャバ嬢が窓口なってて、その人に頼んだんやけどな〜詐欺か？｣

神山？、、なんで調べようと……
ってか流星のって、、

赤｢誰に頼んだ？｣

橙｢あー、、なんやっけ……｣

もしやにじみちゃんか？
そうか。
そんな稀な兼業してるキャバ嬢なんて他にいないか

赤｢ちなみに、その名前って……｣

／｢こんにちはー！｣

勢いよく事務所の扉が開いた音。
その後からすごくテンションの高い挨拶が聞こえてきた

まさかの今日も依頼か、
よっしゃ頑張ろ。

気合いを入れて席から立ち上がると見えたのは
凄く見覚えのある…

赤｢かみやま…｣

桃｢え！神ちゃんやーん！！｣

小瀧が名前を呼んだ後、照史とはまちゃんが険しい顔つきになった。

なんでここに神山くん、？

依頼……？
でもそんなんは自分で出来るはず。

なんで？

小瀧にも、もちろん俺にも目はくれず
神山くんはずかずかと照史の前まで歩いてきた

しかも何故かドヤ顔で。

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