Sounds fun (ページ24)

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来訪者ページ24

桃side

赤｢なぁ、神山くんってどんな感じやった？｣

黄｢……｣

赤｢どんなことしてた？｣

黄｢……｣

やっと帰ってきた淳太にさっきから質問攻めなシゲ

淳太も退院してきて大変だったのにかわいそー

しかもこの様子でここにいるみんなは気づいてしまった
シゲが神ちゃんに "明らかに" 特別な気持ちを抱いているということ

橙｢こら、そろそろやめたれ笑｣

淳太に1番近い空席。
神ちゃんの席になる予定やったとこにシゲが座ってる

紫｢おーい、そんなにそこが好きやったら
お前の1等席俺がもらうでー｣

赤｢ええよ、はまちゃんにはその席の良さなんて分からへんし！！｣

またなんか言い合ってるわ、アホ集団

神ちゃんはもうこの地域に居ないらしい
まぁ、移動販売やからな、ケバブって

黄｢プリン、めっちゃ美味そうに食ってた｣

赤｢……え、笑
なにそれ…淳太見たん？｣

黄｢一緒に食べてた｣

ほんまに、、プリン、好きやったんや、。

そう言いながら、にやにやしつつ
ぶつぶつ呟いて…正直こんなシゲきしょい

けど、

桃｢良かったな、シゲ！神ちゃんに喜んで貰えて｣

赤｢おう！…けど小瀧が買ってたことにしたから…｣

橙｢なにそこで弱気なってんねん！｣

桃｢え、、むしろ猛アピールするとこや！！｣

こういう大事な時にへっぴり腰、
ほんまに不器用

もっと色々アドバイスしたろ！と意気込んだものの

赤｢これでええねん、｣

と満足そうに笑ってたから……
やめといた。

.

赤side

スマホの画面もしばらく開きっぱ。

神山くん、

電話したら迷惑やろな…現に俺の家の住所は知ってるから
来ようと思えばいくらでも……

まさか、尋ねてくるとは思わないけど、

もしかして来てくれるかもしれない。と思うと毎日行ってた
飲みも行かなくなった

家飲みは淡々としててあんま好きではない…
まぁ、飲みすぎるってこともないしな

だから今日も冷蔵庫を開けて………

赤｢あっ…補充しとくの忘れてたー……｣

しゃーない。コンビニまで歩くとするか

コンビニから帰ってくると
家のドアの前に怪しい人影

大きな黒の手持ちバック、
フードも深く被って、
全部が黒、ドアをじぃっと見てこれは……警察案件か？

赤｢おーい、お兄さん｣

声に反応して振り返った男、は、、

緑｢あっ、いや、、｣

赤｢神山くん、、わざわざ来てくれ…た？｣

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