静かな夜に ページ22
赤side
神山くんの入院中、
入院したのは俺のせいやから神山くんの事務所の手伝いをすることにした。
赤｢なぁ、この封筒ってどうすんの？｣
青｢郵送すんの。神ちゃんにしかできないから退院したらやってもらう｣
データを転送してる最中。
ふと気になったことを質問すると、全部神山くんがやってるらしい。
赤｢すげぇな…｣
青｢これを手伝えるシゲもすごい
そういえばさ、この事務所手放すらしい｣
赤｢えっ！！｣
あんなに俺誘った時拒否ってたのに？
でも、、それってつまり……
青｢でもナナマガリには行かないって、
あと、俺がこのことしげに言ったことは内緒な？｣
神山くんが辞めるのは、注意・判断力が落ちたかららしい
しかも俺が仕掛けた盗聴器が気づくきっかけで。
そんな、勿体ない話…
赤｢ちょっと、今日は帰る｣
青｢了解。おつかれ｣
事務所を出て車に乗り込む
…あれ、病院って 夜も電話していいのか？
連絡先を交換して初めての連絡。
♪〜 ♪〜 ♪〜
何回目かのコール音が鳴って電話が切れた
、、マジか……
寝てんのかな、
そう思った矢先
神山くんから折り返してかかってきた
赤｢神山くん、！｣
[｢仲間か？｣]
明らかに彼のものでは無い声。
すぐに電話を録音のモードに変える
[｢トモヒロの知り合いか？さっさと答え…｣]
[緑｢重岡は関係ない！！｣]
えっ、、もしかして超絶体絶命的な、、？
赤｢仲間やで、うちの神山になんか用？｣
ほんなら助けに行くだけ
そのために…
[緑｢違うから！重岡の思ってることやないし、
ほんまに来る必要ないから！｣]
赤｢え？｣
俺の想像は病院から連れ去られて脅されてる…っていう
だいぶやばい状態。
俺の思ってる事じゃない……ということは？
赤｢今どこおるん？｣
[緑｢………もう退院してん、｣]
なんで電話かけてきたのか聞いたら、
かかってきたからだとキレられて
ｶﾝｷﾝされてんのか？、と言うとそんな訳ないと怒鳴られる
意外にも感情むき出しになるタイプか？神山くんは、、
赤｢とにかく、なんでこんなんなってんのか説明して？
じゃないとこのまま神山くんのとこ乗り込むで｣
意図せず脅してしまうと
少し間を置いて神山くんが話し始めた
.
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作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2024年3月12日 10時
