Sounds fun (ページ21)

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お礼ページ21

緑side

赤｢ごめん、今寝てた？｣

緑｢あ……でも、、｣

なんで、重岡、、

赤｢あ！ええよ！寝てるまんまで…｣

緑｢いや、、｣

聞かないと、盗聴器のこと、、

枕の上の壁を背にして座る
なんとなく俺が寝たまんまで上から見下ろされるのは全部見透かされてるようですごく嫌。

やっと同じ目線になると
重岡がいつものんちゃんが持ってくる紙袋を渡してくれた

赤｢はい。これお見舞い｣

緑｢あ、ありがとう、、
ここのデザート好きなの、、｣

そっか、今日はのんちゃんの代わりで来たんや、、
テーブルにわざわざ置いてくれた紙袋。

赤｢俺は、これで……お大事に｣

緑｢なぁ……重岡、、なんでもないっ、
……わざわざありがとう、
あと！のん、、小瀧くんにお礼伝えてくれへん？｣

赤｢お礼？｣

シゲの椅子を片付ける手が止まった

緑｢このプリン、、小瀧くんが買ってくれたんでしょ、？
毎回毎回、すごく嬉しいから、、｣

赤｢………あぁ、そう。伝えとくな。｣

緑｢ありがとう、｣

カーテンが静かにしまった。

なぁ、ほんまに、、なんで仕掛けた？

俺、重岡のこと、、、

スマホから流星を呼び出す。

緑｢あのさ、｣

信じてたのに

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橙side

橙｢どこ行くん｣

夕方。毎日決まった時間に階段を降りるシゲ。
朝に帰ってくるけど、酔っている日はない

明らかにおかしい

橙｢今、疑ってしまうよシゲのこと。｣

赤｢ちょっと個別に依頼があんねん｣

観念したように口を開いて聞こえた言葉。
目が本気ではなぃ

こいつ、嘘ついてる…

橙｢そういえば、、アイツはどうした？
7人目。｣

流星とシゲが一緒に出かけた日。
その夜にシゲから電話があった

[赤｢照史、もう1人メンバー増やしたい｣]

橙｢は？｣

[赤｢良い奴見つけてしまった、ほんまに！｣]

こんな夜に…
ほんまなんやな、、こんなことしばらくなかってんもん

[赤｢今から少しずつこっちに勧誘するから｣]

これから頑張ってく。よろしく。
そう口にしたシゲはすぐに電話を切った

それが例の神山くんなのか…？

ナナマガリ……7人目……

結成当初、そんなこと言ってたな。

凡人の7人なんて要らないって、、

数日前、キャバ嬢に頼んだ依頼は全く音沙汰なし。
後払いやからええけど……

どういうやつか掴んでおく必要は必ずある。

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