Sounds fun (ページ20)

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サプライズページ20

赤side

赤｢今日、誰か淳太んとこ行く？｣

橙｢行くでー、、あ、シゲちょうど出るなら送ってってや｣

照史を助手席に乗せて病院へ
…その前にいつものケーキ屋に寄る

赤｢これ、同じ部屋の人に渡して｣

橙｢えー、珍し、、なんでシゲは行かんの？｣

赤｢……な、んでって、｣

橙｢理由がないんやったら自分で行き？
俺やって淳太くんと積もる話あるし｣

赤｢え、｣

結局……
車から降りてプリンの入った袋を持って院内を歩く

これを渡したら責められるか？
盗聴器のこと、

橙｢淳太くーん！｣

淳太の病室に行った時、
手前にはカーテンのかかっているベット

相変わらずの患者は2人だけの部屋

会って何を話すのかは分からない。

プリンは……流星から、神山くんは甘いもの好きだって言ってたから。

前回、事務所に行った時はケーキやったけど、
病院でそれはちょっと重いかなって、、

あくまでお見舞い。他意はない。

やや薄いカーテンの前。
1つ大きく息を吸う

赤｢神、山くん｣

やっぱり寝てるのか、返答なし
返事がなくて寂しいような…でもホッとしたような……

緑｢……はぃ…｣

通り過ぎようとした時小さく聞こえた声

赤｢あ、起きてた……？
良ければ、、中…｣

緑｢、はー、い、、｣

失礼します、
小さく言ってカーテンを開けた

.

緑side

目が覚めて意識が戻ってきた頃には、
淳太さんの方から賑やかな声

またのんちゃんでも来たのかな、、

のんちゃん……小瀧くんは毎日淳太さんのお見舞いに来ていて
何故か帰り際に俺のところに寄ってくれる。しかも必ずデザート持ってきてくれて……
おかげであだ名で呼ぶくらい仲良くなれた

名前を呼ばれたから小さく返事をする

／｢良ければ……中、｣

緑｢はー、い、、？｣

なんでのんちゃん、今更そんなこと、、
いつもならカーテン閉めてても断りも入れずに入ってくるのに、、

あかん、考えすぎ……
頭痛くなってきた、、瞼がなかなか開かない

枕に頭を預けて楽な姿勢になってる間、
誰かが椅子を引いて座った

色々と考えていたら脳が完全に起き出した

ゆっくりと目を開けて今側に座っているだろう
のんちゃんを目線に入れようと首を動かした

緑｢今日もありが……と、｣

その人と視線が交わった、

のんちゃん…じゃないやん！！

.