筒抜け ページ16
緑side
緑｢ね、流星、機嫌悪い？｣
風呂に入った後。
まだ作業してた流星にビール渡しつつ話しかける
青｢…ん｣
緑｢……ごめんね｣
小さく頷いた流星
流星の邪魔をしまいとソファーに沈む
青｢神ちゃん、これ見て｣
デスクで流星が何かを漁ってる音がする
振り向くと、ちょっと遠くにおった俺にも見えるように高く掲げられた"盗聴器"
緑｢……っ、は？｣
青｢心当たりは？｣
緑｢全くない…｣
ここ最近でこの部屋に入れたのは、俺と流星だけだし…
依頼は、、
それこそ盗聴器等の対策のためにお店でだけ。
どこで……どこでだ、、
ここに入ってきた人は……
青｢全く？｣
いつ？、、お客さんは入れたっけ？
郵便さんとタップ型の点検してくれた人……
それか、全くの部外者か、？
緑｢あかん、、どうしよ、流星、、わかんない｣
青｢今、情報転送されてる所を探してる｣
緑｢え！｣
走って、デスクに。
マップ上に印が出たところが転送された所。
青｢ここや｣
住所が画面に表示される
ここは……
青｢…神ちゃん、ほんまに心当たりない……？｣
印はナマガリ探偵事務所を指していた
緑｢……そういえば、、重岡……来た、｣
でも、お茶出した間にだけやで…？
何かできる時間だなんて……
盗聴器を付けるってことは内部のことを知るためか、
特定の人物について調べるため。
俺の机についてるならきっと俺がターゲットか、？
緑｢なんで……｣
青｢緩みすぎや、最近の神ちゃん。
どうしたん？らしくない…｣
緩みすぎ…
確かに今まではこんなんされても直ぐに気づいて、全部揉み消して……
なんで、重岡がデスクにおった時に何も感じなかったんやろ、あの時に気づいていれば、、あの時に排除しておけば、、、、
青｢……ごめん言い過ぎた、
シゲにはちゃんと言っておく
元はと言えば薦めた俺が悪い｣
緑｢、ごめんなさい、っごめん……りゅうせっ……、、｣
なんで、重岡が、、そんなことするわけないっ……やろ？
たしかにちょっと図々しいけど、決して悪い人じゃないし、
コートを手に取ってすぐに入口のドアノブに飛びつく
青｢おい、どこ行くねん！｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2024年3月12日 10時
