Sounds fun (ページ11)

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ケーキページ11

緑side

青｢どこ行くん？｣

緑｢投函。｣

データが入っている小さめの封筒。
窓口に行けば、顔見知りがしっかり届けてくれる

口を封じた茶色い封筒は
こないだお店で頼まれたもの

やっぱり俺は適材適所が守られてるところで働きたいな

緑｢お願いします｣

(｢承りました｣)

いっぱいハンコを押して
受け取った証の証書。

写真を撮って依頼主にメールで送る。

…

よし！仕事終わった！

どっかに甘いもん食べに行っちゃおっかなー
そんなことを考えてながら建物を出る

と、見覚えのある背格好の男

重岡や、、

どこに行くんやろ、、

ついて行くか少し悩んだけれど
なにか弱みを見つけられるかもしれない、という興奮から尾行開始。

ずっと広い通りを歩いているから普通に歩いていれぱ
気づかれる心配はないと思う

しばらく真っ直ぐ行った後、ケーキ屋に入って行った
依頼主にか？それともナナマガリの人に？それとも……

／｢おにーさん、ウチの子を追ってんの？｣

声をかけられ、勢いよく振り返る

びっくりした…
全く、、気配に気づかなかった、

紫｢神山…くんやっけ？｣

緑｢はまださん…｣

あかん、怪しまれてる
ちゃんとした人を演じないと、何か違和感を感じさせたら
コイツに調べられてしまう

紫｢あいつになにか用？｣

緑｢こないだ、名刺を落とされてて、
ちょうど見かけたので届けようとしてたんです
お店の中まで追いかけるのはな、ってここで待ってたんですけど……不快な思いさせてしまいすみません…｣

いつも携帯してた名刺入れをバックから取り出す

ここで渡してしまうのは少しイタイな……
もう少し、持っていたかったな
もっと重要な時に役立ちそうやったのに

紫｢お！そうやったんか！ごめんなー、疑って
じゃあ、預かろうか｣

はまださんが開いた手のひらにしょうがなく名刺入れを置こうとした

赤｢あれはまちゃん、、えっ神山くん？｣

そこに丁度よくケーキの箱持った重岡が出てくる
驚いた顔で俺のことを見られた

紫｢名刺入れ。落としたって騒いでたやん
神山くんが拾ってくれたんやって｣

赤｢え〜！ほんまに？
あれ、照史にまた新しいの頼んだわ笑｣

紫｢なんですぐに相談すんねん！
また経費ガバガバやん笑｣

初めて聞いた名前。
アキト…さん？
その人も仲間なん？

紫｢お前も経費でケーキ？｣

赤｢いや？自腹やで。神山くん所に行こうと思って｣

緑｢え、俺？｣

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