・ ページ20
ヘルはこんな会話じゃ埒が明かないと、大きく溜息を着く。それに久方ぶりにこんな大声を出したり、表情筋を大きく動かしたせいで疲れた。
神としての威厳もそろそろなくなってきた頃だろう。その証拠に目の前のレントはヘルのことなんかそっちのけでAのことを考えている。
そろそろ疲労で倒れるんじゃないかと思ったヘルは暴挙に出る。
hr「じゃあもういいさ！君がそんだけ言うなら私が君への対価…基願いを勝手に決めてやる！」
rn「は？！…いやいやいや！だから大丈夫ですって！ほんとに！」
hr「うるさい！もう決めたんだからな！もう覆んないからな！覚悟しときなさい！」
そんなヘルの言葉を境に、レントの意識は段々と閉じていった。
意識を取り戻したレントは困惑していた。鏡の前で放心したように立っている。
鏡の前には何故かドーナが男体化したらこんなんだろうなぁという姿があり。平民だったはずが大きな屋敷に使用人もいる豪邸に住んでおり、何故か爵位を持った貴族になっており、何故かあのAの婚約者候補になっていた。
rn「な…、なんじゃこりゃぁあああ！！！」
そんなレントの声にヘルは天界から満足気に笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「d!」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩世(プロフ) - ()さん» コメントありがとうございます！長らくお待たせしましたが、完結までご愛読いただきありがとうございました！新作の方も更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2月20日 20時) (
レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
() - 完結おめでとうございます！！新作も見させていただきます！！ (2月20日 10時) (レス) @page28 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
