・ ページ4
『…、なぜコネはそれをご存知なのですか？』
kn「さっき図書館に行った時に、看板に書いてあったで」
あれ、親切ですわね。七不思議ってもしかして親切なのでしょうか。
でも前世の記憶ではそんな看板はなかったはずです。ならばわざと？
じゃあ、七不思議というのは私達をこの場所から脱出させようとしているのでしょうか。考えれば考えるほどわかりません。
dn「とりあえず、…向かいましょうか」
『そうですね、考えても至らぬ頭ではわかりませんし…』
kn「ロボロには気をつけんとな」
『ロボロくんも助けられればいいのですが…』
kn「せやな…、」
・
・
kn「ふんっ、！！ぐっ、…ぅう…」
コネが階段の前に立ち塞がる扉を力づくで開けようとしているが全く開く気配はない。ビクともしていない。
おかしいですね。コネの力なら普通の扉であれば容易いはずなのですが。蹴破っても、引っ張っても、叩いても開きません。
そういえば、階段の鍵はせんせいに権限があったはず。私達には開けることができません。
kn「ダメだわ、…開かん…」
『そうみたいですね、…コネ、ありがとうございます』
dn「やはり鍵がないとダメなのでしょうか…」
kn「無理矢理開けんのは難しそうやわ」
『鍵は多分せんせいが持っているのでしょうが…、そのせんせいはどこに行ったのか分かりませんし…』
なら、どうするのが正解なのでしょうか。
3人で考え込む。なにかいい解決策はないものか。
図書館というのは落ち着くもので、考え事をするにはピッタリだ。集中力が高まって、思考力も上がっているような気がする。
『あ、』
kn「なんか思いついた？」
『ええ、これならどうでしょうか＿＿＿』
2人に私の考えた事を話す。
一か八かにはなるが、可能性がない訳では無い。それなら賭けるしかないだろう。
kn「ええやん！やるかぁ」
dn「一か八か…、うん、いいと思いますよ。もしかしたら、に賭けるのも大切なことですからね」
『失敗しても責めないと約束してくれます？』
kn「当たり前やん」
dn「もちろんです！」
2人の声を合図に私達は図書館を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩世(プロフ) - フローラさん» コメントありがとうございます！ご要望のものと少々ズレてしまったような気がして気を揉んでいましたが、そのように言っていただき安心しました笑。こちらこそリクエストありがとうございました！ (2022年8月28日 10時) (
レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 夢主ちゃんかわいいです!最高です!ありがとうございますぅぅぅぅう！ (2022年8月27日 21時) (レス) @page43 id: 900a61e15b (このIDを非表示/違反報告)
彩世(プロフ) - フローラさん» 初コメandリクエストをありがとうございます！了解致しました！体調も気遣って下さりありがとうございます！これからも応援の程よろしくお願いします！ (2022年8月17日 9時) (レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 初コメしつれいします！リクエスト良いでしょうか?夢主ちゃんとWTで遊び（デート）にいって夢主ちゃんがとんでもなく可愛い、と言うのはどうでしょうか？これからも体に気をつけて頑張ってください!応援してます！ (2022年8月16日 23時) (レス) @page24 id: 900a61e15b (このIDを非表示/違反報告)
彩世(プロフ) - こいろーsyp推し！さん» コメント＆リクエストありがとうございます！長かった呪鬼編もようやく終わることが出来ました！リクエスト了解しました！これからも頑張りますので、これからの展開にご期待ください！ (2022年8月14日 9時) (レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
