検索窓
今日:18 hit、昨日:15 hit、合計:171,006 hit

番外編#1 ページ21

.







目黒と付き合いだして早1ヶ月




付き合ってからというものの、目黒の甘さが5割増ぐらいになった気がする




とにかく甘い。甘さに慣れていない私は軽くキャパオーバー




そして、






.






目「A〜何してんの?」




「え?康二先輩にメール返してた」




目「…スマホ終わり。没収」




「え?」




目「今は俺といるから。こっち見て?」




.




コイツはとんでもない嫉妬魔だった




いつだったか、俺の嫉妬度は2%だのなんだのほざいていたが嘘だ。嘘すぎる




翔太先輩ならまだしも、康二先輩にもヤキモチ妬くんだもんこの人どうかしてる






.






「康二先輩もダメなの?」




目「ダメではない。でもいい気はしない」




「じゃあダメじゃん」




目「Aが気にしなさすぎなの。俺が他の女の子ととメールしてたら?Aはどう思う?」




「別に気にしない。なんか用事あったのかなーって思うぐらい」




目「もうやだ。A全然可愛くない」




「え〜、笑」






.





私は全然嫉妬とかするタイプじゃないから目黒の気持ちは1ミリもわかんない




愛されてる証拠ってことだし、いいんだけど……うーん




今は目黒の言う通り、スマホを没収されておくか…







.







「はい。スマホ終わったよ」




目「ふふ笑やったね」




目「やっと俺のターン来たー」





.






そう言ってぎゅーっと私抱きついてくる目黒は同い年には見えない




でっかいゴールデンレトリバーみたい。かわいい






.





目「こんな可愛いの独り占めしてた翔太先輩ずるいな……もっと早く俺が独り占めしたかった」




「さっき私の事可愛くないって言いませんでしたっけ?え?」




目「んー?気のせい」




.




私の首もとに顔をうずめる目黒の頭をそっと撫でる




まじで顔整ってるなこの人




頬もシュッてしてるし、目はきゅるんきゅるんだし




欠点といえば勉強出来ないぐらいじゃん







.







.







目「ねぇ、なんで触ってんの?」




「あ、目黒顔整ってるから、つい」




目「Aも整ってるじゃん」





.




私の頬を目黒の細い指で包まれる




真正面から目が合うとどうしても恥ずかしい




自分で自分の顔が熱くなるのが分かった





.






目「照れてんの?」




「……ねぇうるさい」




目「ふは笑かわいい」
.




啄むようなキスをしてふにゃふにゃと笑う




今日も目黒は甘い




.

番外編#2→←#20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (302 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
975人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 渡辺翔太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:相翔 | 作成日時:2020年8月9日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。