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お化け屋敷や水系のアトラクション、園内にある多くのアトラクションを回り、最後に観覧車に乗ることにした。お互いに向かい合って座る。
お互い口を開くことはなく、沈黙した状態が続く。気まずい空気の中、チラッと岸くんの方を見てみると、ちょうど目があってしまった。
「えーっと……今日、楽しかったね!Aちゃんと来れてよかったぁ」
「うん、本当に楽しかった。こちらこそ、誘ってくれてありがとね」
「ぜ、全然いいよ!……それで、あのさ」
突然真剣な顔つきになり、じっと私の目を見つめる岸くん。深呼吸をして、ゆっくりと口を開く。
「俺、本当にAちゃんのことが好き。ずっと大切にするし、泣かせたりもしない」
「えっと……」
「でも!俺、Aちゃんが俺のことそういう風に見てないってことくらいわかるから。Aちゃんの心の内には、別のやつがいるってことくらい、馬鹿な俺でもわかる!」
「え?それってどういう意味?」
「そのまんまの意味だよ?!もしかしてAちゃんって俺より馬鹿?!」
必死に説明しようとする岸くんに、思わず吹き出してしまう。どんなときでも明るく、人を和ませてくれるのが彼の魅力だと思う。
「……これからも、友だちとして仲良くしてくれる?」
「もちろん。岸くんみたいないい人とはこれからも仲良くしていきたいし」
「そっか……。あ、俺、Aちゃんのこと応援するから!」
「応援って?」
「自分でも気付いてないの?!どんだけだよー!」
結局、岸くんが私の何を応援してくれているのかは最後までわからなかった。
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も。(プロフ) - みるくプリンさん» お褒めのお言葉ありがとうございます。面白いと感じていただけたようでよかったです。自分の想像力をフル回転させながらお話を練った甲斐があります(笑)是非これを機に少しでもキンプリを知っていただけたら(笑)コメントありがとうございました! (2019年8月22日 11時) (レス) id: 677285a89c (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - はじめまして!面白くて一気読みしました。実はキンプリ詳しくないんですが、めっちゃキュンとしました。これからも頑張ってくださいっ(*´∀`) (2019年8月22日 6時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も。 | 作成日時:2019年8月15日 5時