【srr】【mfmf】甘々プリンスと冷徹王子【歌い手】

6.甘々プリンス ページ7

7:30【まふくんを起こす】

さて、悪魔にあった後は天使のもとへ。先に会うのがアイツなのは嫌だが、そのあと癒しが待ってると思えば頑張れる

私はトントンとノックをして部屋の扉をそっと開けた

『まふくーん、入るね？』

部屋の中では白の彼がかわいく寝息を立てている。かわいい、ほんとにかわいい

『まふくん、起きて朝だよ』

この愛らしい生物の眠りを妨げるのは気が引けるが、すまない、仕事なんだ

『ほら起きてー』

ま「んぅ…んん……A？もう朝？」

ぼんやりと目を開けながら私の名前を呼ぶ。あーマジ天使

『そうだよ。おはようまふくん』

ま「えへへ…んんっしょ、」

寝ぼけながらベッドから降りたと思うと、彼は私に抱き着いてきた

『え、ああ、ま、まふくん？あのこれは…』

ま「おはようのぎゅーだよ。おはようA」

『え、ええおはよう……、っ、あっ、』


朝はちょっと低めだけどふわっとした色気のようなものを含んでいる声

その声で耳元で囁かれて、顔は赤くなるわ力が抜けるわで思わず床に倒れ込んでしまった

ま「あっ…、ご、ごめん、大丈夫？」

必然的にまふくんが私に馬乗りになったような体勢になる。さすがに彼も恥ずかしいのか耳を赤くして私を起こしてくれた

『えへへ、大丈夫大丈夫』

ま「ごめんー、でもA大好き！」

そう言ってまたさらに抱きしめてくれるまふくん。ああ、幸せだ……結婚したい(付き合ってもないです)

ま「じゃあ僕ごはん食べてくる！」

すっかり眠気が飛んだまふくんは元気に部屋から出ていった

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