フレンドから

1話 ページ1

衝撃の出来事があったんだ落ち着いて聞いてくれ



最初の出会いはゲームだった


進路に迷って何も考えたくない時
とあるゲームに私は熱中していた

昼夜問わずログインし実力がまあまあ着いてきた頃ある1人のフレンドができた


＜チャット＞

｢はじめまして〜、よろしくお願いします｣

｢おねがいします｣

・

｢カバー助かりました！ありがとうございます！｣

｢こちらこそ、つよいっすね｣

｢それこっちのセリフです。フレンド送ってもいいですか？｣

｢いっすよ〜｣


その人とはよく一緒にゲームをするようになり頻繁にチャットを交わすようになった

＜チャット＞

｢あっち行きます！ここは任せた！｣

｢まかせとけ！ こっちやった！｣

｢なーいす！！｣


日を追う事に仲良くなり、仲良し特有の言い合いなんかもして、お互いに素を出せる存在になった



それから1年経った頃私は動画配信サイトでVチューバーとして動画を投稿したり配信したりするようになった

ファンの方の支えもあって着実に登録者数を伸ばしていった



フレンドに誘われて始めたチームで戦うFPSではvcがあった方が動きに連携が取れるとの事で2年目にして初vcを繋げることになった


｢もしもし〜、聞こえる？｣

｢え！聞こえる聞こえる｣

｢はははっえ！ってなんだよ｣

｢いや、男の人かと思ってたから…｣

｢は！？2年間も！？｣

｢仕方ないだろ！お前言葉遣いがきたねえんだから！！｣

｢うるせえ！いーだろ別に！！！｣


｢てかさー、聞きたいことあんだけど｣

｢あー、私もある｣


｢｢お前ってもしかして動画配信者？｣｣

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