ずっと変わらない想い【木村良平】

５話 ページ7

Kimura side


あれからどれほどの時がたったのだろうか


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


良「……」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


良「……だれだよ」

？「良平さーん」

良「のぶ？」

信「久しぶりに呑みませんか？」

良「……そうだな」



数分後


信「お邪魔しまーす」

良「いらっしゃい」

信「あれAちゃんいたんですか？」

良「っ！なんで？」

信「いや、明らかに一人分じゃない量の料理があるのでいたのかなと思いまして」

良「……」

信「なにかあったんですか？」

良「……Aと別れた」

信「な、なんで！お二人共あんなに幸せそうだったのに」

良「俺もそう思ってたんだけどなAは寂しいのずっと我慢してくれてたみたいだったけど我慢の限界だったんだろ」

信「Aちゃんはいつ帰ったんですか！？」

良「ちょっと前」

信「なんで追いかけなかったんですか！！」


のぶに言われて自分でも思った

なんで追いかけなかったんだって

前の俺だったら何が何でもAを離さなかったはずなのに


良「なんでだろうな」

信「良平さんしっかりしてください！Aちゃんのことがまだ好きなら今からでも追いかけてください！」

良「そう、だなありがとうのぶ！」


A……もう遅いかな？

でも俺はお前のこと離したくないんだよ

だから遅くてもうお前の気持ちがなくても俺の気持ちを伝えたい


俺は部屋を飛び出してAの家に向かうことにした

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