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し「そういえば、Aはどうやったん？」
「あぁ、志麻には言ってなかったね」
「あの人…有志くん、他にも彼女いたみたい」
目を見開く志麻。
「馬鹿だよね、よく考えたらぜんっぜんデートもしてくれなかったし…あの時の志麻の忠告、聞いとけばよかったのに」
し「…ごめん、そんな辛い時に傍にいてあげられへんくて」
「…えっ」
少し間を置いて口を開く。
し「悪い噂は聞いてたのに、Aの幸せそうな顔を見てると無理矢理引き離すこともできんくて…」
「志麻…」
あの日、志麻をふったのは紛れもなく私なのに
そんな私のことをこんなに気にかけてくれてたなんて。
「志麻、ありがとう。私は幸せだよ」
し「…っ、ごめっ…」
顔を真っ赤にして口元を抑える志麻。
「志麻？」
し「お、俺ちょっと用事思い出したし帰るわ！」
「え、ちょ…」
慌てて出ていこうとする志麻に戸惑う。
し「今日はごめんな、また来る！！」
「あ、うん、ありがと。ばいばい」
志麻が帰った後の部屋はいつもよりずっと寂しく思えた。
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sa_ya_syumi3a(プロフ) - 唄歌さん» ありがとうございます！これからもよろしくおねかいしますー (2018年2月15日 23時) (
レス) id: 3911b716dd (このIDを非表示/違反報告)
唄歌 - 面白いです！更新ガンバです！(゜∀。) (2018年2月15日 22時) (レス) id: fd8ff6f07d (このIDを非表示/違反報告)
sa_ya_syumi3a(プロフ) - 光希さん» コメントありがとうございます！毎日更新できなくて申し訳ないです…これからもよろしくお願い致します…！ (2018年2月12日 20時) (レス) id: 3911b716dd (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです！これからも楽しみにしています！ (2018年2月12日 19時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sa_ya_syumi3a | 作成日時：2018年2月3日 14時
