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昼食を終えて、モールの中を歩き回る。
セ「なんか欲しいのないん？」
「…今はないなぁ、センラは？」
お互いに見たいものもなく、ただただブラブラするのも飽きてきた。
まだ2時半で、あと1時間半もある。
「カラオケ配信…」
セ「あ、そうしよ」
あの後、カラオケに向かって1時間配信をした。
「うらたん、もう帰ってるかなぁ」
セ「とりあえず行こ」
2人でトボトボとうらたんの家までの道を歩く。
セ「あれ、うらたんちゃう？」
センラの視線をたどってみると、確かにうらたんらしき人物。
「…あの人、だれ？」
隣には知らない女の子。
私と同じくらいの。
セ「あ、あれチョコちゃう？」
遠目に見てもわかるほどに顔を真っ赤にして箱を渡す女の子。
「…受けとんのかよ」
セ「ほらほら、そんな顔せぇへんの！」
頭をポンポンしてくるセンラ。
「…行こ」
その手を引っ張ってうらたんと女の子に近づく。
う「え、センラマンにA？！」
女「…うらたさん、お知り合いですか？」
う「あぁ、まあ」
セ「その子、だれ？」
センラと女の子に挟まれるうらたん。
う「事務所の後輩、たまたま出会ってさ」
ペコっとお辞儀をする女の子。
女「ん…もしかして、Aさんって…」
「…香坂、Aです」
女「わぁぁ！！感激です！！私大ファンで！！！」
一気に笑顔になる女の子。
なんか、照れる。
ーーーーーーーーーーー
まだ終わらないですね、あれ、バレンタインっていつでしたっけ…？
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作者名：sa_ya_syumi3a | 作成日時：2018年1月30日 13時
