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ドレスを着替えて、会場に入ると









やっぱり一番最初に目に入るのは増田くんだった。









笑顔で拍手している。









その姿を見て、少しもやもやした。









嬉しいはずなのに









おかしいな、私









小「A、大丈夫？」








「あ…うん。」









ダメ、しっかりしなきゃ。









だって今日は、結婚式。









大好きな慶一郎が隣にいて、それで…









なのになんで









いまさら？









ダメだってわかってても









また増田くんに惹かれてる自分がいて









気付いてたのに









気付かないフリして









…私って、ほんとに最低だ









増田くんに惹かれてるって認めておきながら









やっぱり慶一郎も好き、なんて思うんだ。

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作者名：りとる▼ | 作成日時：2018年1月22日 18時

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