8 ページ8
「ご、ごめんっ…」
すぐに離れようとしたけど
増「………行くな」
増田くんは腕に力を入れる。
「…………」
びっくりした、
っていうより
思考が停止した
離れなきゃいけないのに、体は動かなくて。
どれくらい時が経ったのか、トイレから談笑する慶一郎の声が聞こえた。
増「…ごめんっ」
増田くんは、ハッとしたように私から離れる。
そのタイミングで、慶一郎とスタッフさんが出てきた。
小「あれ、まっすー。トイレ?」
増「ああ…うん。どっち?」
スタッフ「あちらになります」
増「どうも」
増田くんは、何事もなかったかのように歩いて行く。
小「まっすー、いい奴でしょ?」
「え?あ、うん。そうだね」
そんなの
私が一番知ってるよ
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りとる▼ | 作成日時:2018年1月22日 18時