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「今日は、ありがとう」
増「ううん、こちらこそ。楽しかった」
「じゃあね」
増「…待って」
車から降りようとした私を、増田くんは引き戻した。
少しずつ近づく増田くんにドキドキしながらも、必死に押し返す。
「……っ、それは、だめ、だよ…」
増「“小山の代わり”だから。問題ないでしょ？」
そう言われてしまえば
もう抵抗なんてできなくて。
目を瞑って数秒後、唇に柔らかいものを感じた。
何度か繰り返すうち、だんだん激しくなっていく。
しばらくして、増田くんは離れた。
そして、息を乱しながらこう言った。
増「…今のは、俺じゃないから、小山だから」
そんなの
無責任だよ
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作者名：りとる▼ | 作成日時：2018年1月22日 18時
