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手「おっはよー!」



「あ、おはよう」




手「ねえ、日曜日どっか出掛けない?」




「え、そ、それって…」




デート、ってこと?





手「だめ?」





上目遣いで見つめられる。






「行きたい!」





手「やったー!」





嬉しそうな手越くんに、少しだけ期待をしてしまう。






女「手越ー、日曜空いてる?」





あ…





申し訳ない…かも。





「いいよ、また次で」





手「だめだよ、そんなの。俺はAちゃんと行きたいんだから」






「え、でも…」




女「あー、私のことは気にしないで。また今度ね」





手「うん、ごめんねー」








「手越くん…、いいの?ほんとに」





手「うん。あ、あと2人誘いたいんだけど…いい、よね?」






「うん、大丈夫。」






とは言ったものの






1人で勝手に浮かれていた私は、羞恥心に襲われる。




そうだよ、手越くんが私のこと…





なんて、そんなわけないじゃん。





手「あ、まっすー!日曜日一緒にあそぼー!」




増「え、なんで?」




手「Aちゃんと俺とまっすーと、あと1人誘っていいからさ。ね、お願い!」





増「別にいいけど…。」





手「よしっ!誰か誘う人いる?」





増「あー、うん。じゃあ…」

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作者名:りとる | 作成日時:2017年3月25日 14時

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