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まっすーと手越くんがスポーツの話で盛り上がっている横で、私は1人息を潜めていた。









お願いだから会話振らないでって願いながら。









増「あ、そうだ。Aに言わなきゃいけないことがあるんだけど」









手「あ、俺いない方がいい?」









増「…いや、大丈夫」









手越くんが聞いても大丈夫な話なら、私も平気かも……









「なに?」









増「俺、昨日城山に告られたんだけどさ」









手「やっぱりか〜。で、返事は?」









増「断った」









手「えっ、なんで!?」









朝の様子を見ると、多分そうだろうなとは思ってたけど









やっぱり……断ったんだ









増「……他に、好きな人がいるから」









手「え?」









こちらを見つめるまっすーに、思わず心臓が跳ねる。









増「A、俺はお前が好きだ」

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作者名:りとる | 作成日時:2017年3月25日 14時

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