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次の日、俺は衝撃的な光景を目にする
手「今日放課後空いてる？」
「うん、大丈夫」
手「やった、じゃあ…あ、おはよまっすー」
増「おう、おはよう。……なんで2人で来てんの？」
手「あれ？聞いてないの？」
増「は？何を」
手「俺達付き合う事になったんだよ」
手越の隣で、恥ずかしそうに俯くA。
そんな予感はしてたけど
というか、2人が両想いなのももう気づいてたけど
俺とAには“幼なじみ”っていうつながりがあるから、心のどこかで安心してた
でも、まさか……
いや、こうなってもおかしくはない
ただ、勇気があるかないかの問題だ
俺は気持ちさえ伝えてないうえ、他の子のことを好きって言ってんだもんな
そりゃまあ、叶うわけない
それに、Aがどれだけ手越とこうなることを願っていたかは、俺もよく知っている
だから俺は、精一杯の笑顔で言った
増「そっか。おめでとう」
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作者名：りとる | 作成日時：2017年3月25日 14時
