５秒前。【増田貴久】 (ページ25)

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増「今日は？何食べんの？てか食べれる？」

「あったりまえじゃん。今日はねー、餃子！」

増「ははっ、マジかー」

ほんとおかしそうに笑うなぁ。

増「じゃあ俺パスタ」

「えー、一緒に餃子食べようよー」

増「だからさ、お前気にしないの？」

「何を？」

増「えっと…だから、その…関節、キス…とか…」

首に手を当てながら、顔を赤らめて言う。

いや、顔は背いてたからわかんないけど、多分赤かった…よね

その姿に、思わず私も紅潮する。

「あ、そか…。ごめんごめん」

動揺しているのがばれないように、なるべく明るく言う。

増「や、まあ…Aがいいならいいんだけど」

「私は、別に…。貴久はいいの？綺麗好きなのに」

増「ん、別にいいけど…」

なんだろう…

この、付き合いたてのカップルみたいな距離感。

不思議だけど、心地いい。

「じゃ、じゃあ、食費削減のために二人で分けよ！」

増「だな」

恋って、こんなものだったっけ。

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餃子で関節キスになるわけないとか言わないでください……

あんまり考えてなかったんです！

そして、次回から時間ぶっ飛ばします。