総北マネージャーが東堂君とお付き合い！

勉強の誘い ページ12

貴「今日からテスト前だから部活もないし勉強しなきゃ」

そうなのだ。テスト前とテスト期間中は部活もなく学校も午前中で終わる。土日を挟んで５日間は部活がないことになる。

今日は金曜日なので土日が終わればすぐテスト期間だ。

貴「はぁ〜あたし他の科目はだいたいイケるけど日本史だけがどうしてもだめなんだよね・・・年号が覚えられない・・・」

土日の間に何とか覚えなきゃ・・・ん？携帯のバイブがなっていることに気が付いた。

着信だった。もちろん相手は東堂さん。またか！

貴「もしもし・・・」

東堂「Aちゃん！ご機嫌いかがかね？こっちはテスト前で部活がないがそっちは今テスト期間かね？」

貴「こっちもテスト前で部活ないです。それがどうしたんですか？」

東堂「おお！奇遇ではないか！何か苦手な科目はあるかね？」

苦手な科目聞いてどうするんだろう・・・

貴「苦手な科目は・・・日本史ですね・・・年号が覚えられなくて・・・って聞いてどうするんですか？」

東堂「なに！？日本史が苦手とな！？ワッハッハ！俺の出番だな！！」

・・・・・・！？

東堂「明日空いてるか？俺がそっちまでいって日本史を教えてやろう！」

貴「ええ！？正気ですか！？遠いですよ？！」

東堂「遠さなど問題ない！！俺が教えてやるから明日は楽しみにしていろ！でわな！」

貴「あっ・・・ちょ・・まっ…切れちゃった・・・」

なんかすごいことになってしまった・・・それより待ち合わせとかどこで勉強するか全然打ち合わせてないんだけど・・・

・・・・・・。まぁいいか。またメールで連絡きそうだけど。

勉強教えてもらえるのはうれしいかな。東堂君面倒見がいいんだなぁ。そう思うと少し顔が笑顔になった。

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