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43話 ページ43

一緒に照れている、なんだこのカオスな状況。

え、私が悪いの、え?


すると突然、るぅとが立ち上がり、私の方へ突進してきた。


『ちょ、え?何?わぁぁ!!』


こいついっつも押し倒してくんな……危ないじゃん…


床に寝転んでいる私(というか倒れている)の横に、るぅとはゴロンッと寝転んで、まるで猫のように、ぎゅーっと私との距離を詰めてきた。


「んふふ、可愛い」


は、可愛すぎるんですけど。

可愛さって罪だよね、うんうんわかる


「この、白いお肌にちゅーってしても、いーい?」


『アッ、もう全然しちゃってください』


サラッと頬を撫でられ、もう爆発寸前、頭で考えるよりも先に口が動いていた。


「やったぁ!どこにしよーかな?」


ポンポンと人差し指で頬を突く、するとまるでダイアモンドでも見つけたかのように、パァッと顔を輝かせ、「ここにきーめた」と、ピタッと手を止めた。


冷たいるぅとの唇が、私の熱い頬に当たって、まるでアイロンがジュワッと音を鳴らすような、そんな弾けた感じがする。
ちゅっと短い音ともに、私はへにゃあっと脱力した。


『恥ずかしぬ……』


そんな様子をクスクスと、え、成人男性ですかって疑いたくなるほどの可愛い笑い声で、眺めているるぅと。


「ごめんごめん。今日さー、警報出すって言ったけど、もう僕夜絶対寝てるから……今のうちにやっとこうと思って……。ダメ?」


きゅん!!

上目遣いがこれほど似合う男性はいるのだろうか。


『ぜ、全然ダメじゃないですむしろいいですどんどんちゅっちゅしてください』


「わーい!……A、自分の言葉には責任持てるよね?」


『え?』


今日の彼氏さんは、キス魔でした。

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ちはや(プロフ) - さやか★さん» そうなんですね笑笑 私も、「ちはやぶる」と聞くとドキッとしちゃいます笑 (2020年4月15日 8時) (レス) id: c149090f68 (このIDを非表示/違反報告)
ちはや(プロフ) - yuinaさん» ありがとうございます(*´-`)私は黄色くんを青色くんに変換して読んでいました笑 コメントありがとうございます! (2020年4月15日 8時) (レス) id: c149090f68 (このIDを非表示/違反報告)
さやか★(プロフ) - 私の名前しおりなので(本名)ちょっとびっくりしちゃいましたww (2020年3月29日 17時) (レス) id: 37d2c41bad (このIDを非表示/違反報告)
yuina - やばかった、、めちゃくちゃキュンキュンしましたー!るぅとくん推しなので幸せです! (2020年3月21日 12時) (レス) id: cfa37aa691 (このIDを非表示/違反報告)
千颯(プロフ) - るぅあさん» わわ、ありがとうございます(*´-`) 私も読み返そっかなぁって思っています♪(´ε` ) (2020年3月16日 12時) (レス) id: c149090f68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千颯 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2020年2月17日 19時

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