るぅとくんは甘いキスがしたいようで【stxxx】

ろく ページ8

『友達多いんだ…なんか意外…』

「まさかぼっち…」

『そこの青い頭の子うるさい』


ふん！！！こっちには愛しのあかにゃんがいるもん！！！ふんふんふーん！！！
羨ましいだろへっ！！


「遠井さんは俺の彼女だから！！！」

『あかねちゃんは私の親友だもん！！！』

「は九賀のくせに何遠井さんの名前口にしてんの！！！羨ましいんだけど！！！」

『おうおうそうやって呼べばいいじゃないか！！』


ジェルくんと私が睨み合う。

最終的に私が2人の恋を応援する(？)みたいな展開になっておさまったが。


『てか、君らそんな髪色で大丈夫なの？』

「えっ……そういえばなんか大丈夫だよな」

「莉犬くんなんて赤だし…」

「僕たちが可愛いから許されてるんじゃない？」


「「「確かに！！！ころん正論！！」」」



『大丈夫かこの学校』


そして、るぅとと愉快な仲間たちは、机の上にお弁当箱を取り出す。

あれ、もうお昼？


『あかねちゃんいないし他の子誘ってお弁当食べよ……』


私も鞄の中からお弁当箱を取り出し、仲良さげに喋っている女の子たちの間に入ろうと思ったら。


「A」

『はい。ていうかあなた誰ですか？』

「ｻﾄﾐﾀﾞﾖｫ」

『あ、やっぱるぅとと同類なのか。』

「ふざけんなって！！やめろあいつと一緒のすんなばか！！」


その男の子は、ピンクのセーターに萌え袖、綺麗な顔立ちに誰もが魅了されるイケメンヴォイス

さとみくん、というそうだ。


「ちょっと、今日俺らと飯食ってくんね？るぅとの暴走止められるのお前しかいないんだよ…」

『えあの子いつも暴走してるじゃないですか』

「それはそうだけど」


あっはっはって、大きく口を開けて笑う。

あ、なんか可愛い。


「本当に！！るぅと、いつも君との妄想だだ漏れなんだよ……女子同士だったらいいかもだけど俺ら男子だし、そうゆうの聞いても全くわかんないわけ。」

『さとみくん。』

「おう」

『一緒に食べるわ。皆さんに迷惑かけているようだし』

「そうこなくっちゃな」


＿＿
できるときは2話更新します〜！

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