じゅうし ページ18
「あっ、止まってくれたら、僕と一緒に帰れます！！止まらなかったら、家に持ち込みます」
『急に怖いことゆうなよお前…』
「ふっふっふ、これで100円は僕のものだっ…」
『残念だが、そのゲームはもう終わっているのだよ…』
「なにぃっ？！」
まるで映画のワンシーン。(茶番バーション)
すると、いつも帰りの時に流れる音楽が、学校全体に響いた。
部活も何もやっていない生徒は、この音楽を聴いて下校時間を確かめる。
まぁ、高校3年生、図書室に用があったりとか、先生に質問をしていたなどと言い訳を作れば、まだ学校にいてもいいのだけど。
そろそろかえろっかな。
くるっと振り返ると、バタバタって足音を立てて走るるぅとが、ピタリと止まった。
はてなマークを頭に浮かべて、はーはーと息を切らしている。
『んへ、かーわい』
ポンポンって頭を触ると、キューンと胸を撃ち抜かれたかの如く、ピシッと石化するるぅと。
頭撫でると、なんていうのかな、るぅとが弟のように思えてきて…1人っ子の私、きょうだいってこんな感じなのかなって経験。
「はい、タッチ。つーかまえた。」
『もうゲーム終わってるよ？』
「いいよ100円は。それより、Aが欲しい」
ん？？
るぅとは、軽々と私を持ち上げて、すいすいすいーってどこかに向かっている。
いわゆる、お姫様抱っこというもので。
『え、あ、下ろしてもらえます？』
「嫌です〜」
『これ移動が楽ちんだね』
「そうでしょ？えへへっ」
大丈夫、私は平均的な体重。決して重くはない、……と思いたいね。
うー、走り回ったし、カバンの中ぐちゃぐっちゃだぁ絶対
あとから揃えなおしておこ。
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ちはや(プロフ) - 藍@藍友同盟さん» 青ちゃんんんん！！(´；ω；`)ありがと！！るぅとくんは甘々が似合いすぎるよね…() (2020年5月26日 11時) (
レス) id: cc28fb327d (このIDを非表示/違反報告)
藍@藍友同盟(プロフ) - 神作すぎて、コメント忘れてた…（）るぅとくんの甘々可愛いんじゃぁ！！ (2020年5月26日 8時) (レス) id: 26370e4a14 (このIDを非表示/違反報告)
ちはや(プロフ) - ねむさん» ありがとうございます！好みって言っていただいてとっても嬉しいです^ ^ 毎日投稿頑張ってるので、良ければ毎日覗いてやってください〜！ (2020年5月25日 10時) (レス) id: cc28fb327d (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - うぉ…ものすごく好みです！更新楽しみにしてます！ (2020年5月25日 7時) (レス) id: 1750223cc0 (このIDを非表示/違反報告)
ちはや(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» もっとキュンってさせれるようにたくさん甘々入れるよ〜(( 応援ありがとう！毎日更新やるぞ〜 (2020年5月15日 15時) (レス) id: cc28fb327d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちはや | 作者ホームページ：http://https://twitter.com/chihaya_414
作成日時：2020年5月15日 8時
