九話 ページ28
九話以降全話消えました…初めてだったのでびっくりです…とりあえず更新します…。
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「はぁぁあぁぁああ…」
疲れが溜まっていたのか部屋に入った瞬間にベッドにダイブをし、ため息が漏れる。
「…どうしよう」
どうしようというのはルスタさんから言われた事について。うーんうーん、と一人の空間で唸り考えていたがいい案が一向に出ないため、一人で考えるのは無謀だと考えた。
「よし」と呟き、私はベッドから体を起こし、デスクの引き出しの鍵を開ける。中には私の携帯が入っている。
なぜ携帯を取り出そうとしているのかと言うと、私はスマイルに連絡をすることにしたからだ。
自分で考えておかしなことになる前にスマイルと考えて行動した方がいい。
携帯を手に取った瞬間であった。
部屋にドアのノックオンが2回響いた。そしてその後に続くソプラノの声。
どこかで聞いたような、そんな声。
「あの、Aさんのお部屋で会っておりますでしょうか!」
「はい…えっと?」
仕方なく急いでデスクの中に携帯をしまい、ドアを開けるとドアの前にはぶるーく暴走事件(仮)でナイフを借してくれた女の子が立っていた。
「あの、その!」
「ああ、中入っていいですよ。何か用事があったのでしょう?」
私を前にしてか、少しテンパる女の子を落ち着かせ、中に入るように言う。廊下で立ち話なんて悪いし早く用事を終わらせたいし。
そんな気持ちもあり、とりあえず中に案内して座らせた。部屋に備え付けで置いてあった紅茶を作り、女の子の前に置き、自分も座る。
「ありがとうございます」
「いえ、それでご要件は…」
「ああ、ごめんなさい。いきなりお邪魔してしまって…あの私の事分かりますか?」
紅茶を出すとお礼を言って一口飲む女の子。漸く本題に入ることが出来る、と思い女の子に要件を訪ねると女の子は自分のことがわかるか、と聞いてきた。
別に分からないと嘘をつく必要は無い。私は正直にええ、と答えた。
「本当ですか!あの、私あの時助けて頂いたのでなにかお礼を…と思いこちらに出向いたんです!」
私に覚えられていたことが嬉しかったのか食い気味に返答をする女の子。
…あの時はもっとこう、つんつんしていた感じだったけど気の所為だったのか
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黒灰白有無%(プロフ) - やっぱり面白くて大好きです!約2年前から読ませていただいていて其れから今迄少なくとも20周はしてるほど大好きで、消失系の小説で幼馴染設定はあまり見たことがないので嬉しい?です!!気が向いたらでいいのでまた更新をまってます!これからも応援しております!! (8月6日 0時) (レス) @page35 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
愛流 - ストーリーが全然飽きないしすごい面白いです!!更新ゆっくりでいいので待ってます!頑張ってくださいっ! (2022年8月2日 15時) (レス) @page35 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
柿 - っあ〜面白すぎる…更新頑張って下さいね! (2022年7月30日 0時) (レス) id: 02b490d08e (このIDを非表示/違反報告)
スカ一(プロフ) - つゆさん» こんにちは、コメントありがとうございます…!更新頑張っていきます…!応援メッセージありがとうございました! (2021年10月11日 15時) (レス) id: c3f5308968 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - とっても面白いです、、!五感消失クラフト大好きなので、もぅ、、神ですね!これからの展開が気になる…更新頑張ってください。応援してます!! (2021年9月22日 23時) (レス) @page34 id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トクニベツニナニモナイヨ | 作成日時:2021年9月14日 13時