三話 ページ20
つまり、話を纏めるとだ。
新人のうちにきりやんやぶるーくに正体がバレる
何かあった時に他の幹部の前で私と関わってしまうかもしれない
新人なのに幹部と仲がいいメイドを怪訝に思う幹部が出てくる(主にきんときやなかむ)
私が処刑される
この最悪のルートがある限り、私は今の状態で正体を明かすことはできない。
「いえ、きりやん様とお話させていただいていたことはございませんし、何処かで出会ったこともございません。」
「…そ。じゃあいいや。あ、後さあんたの名前俺達幹部の前で聞こえることが無いようにして。」
「な、名前を…ですか?」
「なにか文句ある?」
ええ、ありますよ、なんてことを私が言えるはずもなく。
私がすぐに了承の返事を出すときりやんは最初に見た穏やかな表情に戻った。
「じゃあ出ていったメイド戻して作業してくれる?」
そう頼まれた私は急いで部屋のドアを開けて、外に待機していた先輩を呼んだ。
先輩は驚いて言葉が出ないといった反応をして固まっていたが半分無理矢理に先輩を部屋の中に入れた。
先輩の目は今にでもなぜ私が生きているのか、何を話していたかを聞きたいと言うようなそんな目だった。
部屋に入った途端、先輩はきりやんが座っている椅子の隣につき、デスクに置いてある色々な薬の入った瓶をきりやんに渡していくという作業を始めた。
私はとりあえず掃除でもすればいいのかと思い、部屋の中の掃除を始めた。
きりやんに瓶を渡しながらもこちらを監視してくる先輩の目に少し緊張しながらも、だが。
1273人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「WT」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒灰白有無%(プロフ) - やっぱり面白くて大好きです!約2年前から読ませていただいていて其れから今迄少なくとも20周はしてるほど大好きで、消失系の小説で幼馴染設定はあまり見たことがないので嬉しい?です!!気が向いたらでいいのでまた更新をまってます!これからも応援しております!! (8月6日 0時) (レス) @page35 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
愛流 - ストーリーが全然飽きないしすごい面白いです!!更新ゆっくりでいいので待ってます!頑張ってくださいっ! (2022年8月2日 15時) (レス) @page35 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
柿 - っあ〜面白すぎる…更新頑張って下さいね! (2022年7月30日 0時) (レス) id: 02b490d08e (このIDを非表示/違反報告)
スカ一(プロフ) - つゆさん» こんにちは、コメントありがとうございます…!更新頑張っていきます…!応援メッセージありがとうございました! (2021年10月11日 15時) (レス) id: c3f5308968 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - とっても面白いです、、!五感消失クラフト大好きなので、もぅ、、神ですね!これからの展開が気になる…更新頑張ってください。応援してます!! (2021年9月22日 23時) (レス) @page34 id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トクニベツニナニモナイヨ | 作成日時:2021年9月14日 13時