. ページ8
パ「今日は楽しかったな。」
そんな楽しい話をしてる家族。
私の本当の家族だ。
マ「ぱぱ、前!!!」
何かを察知したのかままは私を抱いた。
ｷｷｨ
耳をつんざくような音が辺りに広がった。
一瞬のことだった。
ぱぱは割れた窓ガラスの破片が丁度胸のあたりに刺さってしまい、息絶えていた。
ままは背中に衝撃を受けたためか私が気づいた時には息絶えてしまっていた。
『ぱぱ、まま！ねえ、何があったの？なんでお返事くれないの？』
ままに抱かれて何も見えない私はずっと話していた。
「これは悲劇だな。」
「とても残念だ。」
警察だ。交通事故があったと通報があったのだろう。
『ねえ、おじさん達は誰？ぱぱとままはどうなったの？残念ってなんで？』
ままに抱かれた状態で必死に話しかける私。
「俺はね、警察だよ。君のお父さんとお母さんは交通事故で死んじゃったよ。」
『死んじゃったの？殺した人はだれ？』
「まだ、相手は見つかってないよ。そのまま車で逃げたそうだ。」
なんで。ぱぱとままが死んじゃったの？
そのとき私は目が合ってしまった。
ざまーみろと言わんばかりに笑っている男の人と。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらもんじゅ(プロフ) - 碧波なぎささん» 応援ありがとうございます！ぐだぐだになってしまうかも知れませんが、精一杯頑張ります!!! (2018年4月8日 6時) (
レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
碧波なぎさ(プロフ) - ２つとも新作読みます。応援していますね〜 (2018年4月7日 22時) (レス) id: e677a509db (このIDを非表示/違反報告)
さくらもんじゅ(プロフ) - 碧波なぎささん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！これからも頑張ります！ (2018年4月4日 9時) (レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
碧波なぎさ(プロフ) - 完結おめでとうございます。そらるさんの不思議な感じが凄く好みでした。これからも頑張ってください。 (2018年4月4日 8時) (レス) id: f7d086dff7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：お花見さくらもち | 作成日時：2018年3月24日 8時
