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そ「どうでしたか?あなたの思い出は。」
さっき見たのが、私の思い出...?
そ「どの品にも、その品に残された思い出はたくさんあるのです。ここでは、その思い出を見ることが出来るのです。」
『だから、ここに並べてあるのは、私の思い出の品ということなんですね。』
そ「その通りです。では、たくさん眺めて行ってください。もし、捨てたいもしくは売りたい思い出があればわたくしに申し出てください。受け取りますので。
では、ごゆっくり」
そう言って店主さんは奥へ入っていった。
それにしてもいろいろなものが置いてあるな...。
全てに懐かしさを感じたのはその為か。
ほかの人は誰も入ってこない...。
もしかして、このお店は私にしか見え無いのだろうか...?
そんなことは無いはずだよね。
あの店主さんも見たことがあるんだけどな...
気のせいかな。
でも、気になる。
あの人に触れて、目を瞑れば分かったり...?
それは無いよね。
有り得ない。
そうこうしてるうちに窓からオレンジ色の光が差し込んできた。
もう夜か。家には誰もいないし、ここにいようかな。
そう思い、並べてあった椅子に腰掛け、目を瞑った。
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さくらもんじゅ(プロフ) - 碧波なぎささん» 応援ありがとうございます!ぐだぐだになってしまうかも知れませんが、精一杯頑張ります!!! (2018年4月8日 6時) (レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
碧波なぎさ(プロフ) - 2つとも新作読みます。応援していますね〜 (2018年4月7日 22時) (レス) id: e677a509db (このIDを非表示/違反報告)
さくらもんじゅ(プロフ) - 碧波なぎささん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです!これからも頑張ります! (2018年4月4日 9時) (レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
碧波なぎさ(プロフ) - 完結おめでとうございます。そらるさんの不思議な感じが凄く好みでした。これからも頑張ってください。 (2018年4月4日 8時) (レス) id: f7d086dff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お花見さくらもち | 作成日時:2018年3月24日 8時