俺の彼女【赤羽業】 (ページ2)

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に！ページ2

初日は話だけの午前終わりだった。

そろそろ帰ろうかと思っていたら

「山田さん！」

なんか来たぞ。

ここは落ち着いて

「何かしら。」

「あ、あの〜、、おきれいですね！」

え、待って何言ってるのこの子

直接行ってくれるのは嬉しいけど

不器用なの？

民衆の面前で

めっちゃ直接言うじゃん；

まぁ怒ることもできず、、、

「そう。ありがとう。あなたもかわいいわよ。」

ここは無難に

いや。正直かわいい。

「わ、私なんて、、！あ、あの、、もしよろしければお友達になりませんか！」

げ、元気ね。この子；

「いいわよ；お名前は？」

「あ、亜子です！」

「亜子さんね。よろしくおねがいします。」

「は、はい！」

「早速申し訳ないんだけど、私もう帰らないといけないの；また明日ね。」

「あ、足止めしてしまってすみません！！」

「き、気にしないで；」

疲れるな。あの子。まぁ初日にしてはいいほうかな。

積極的なのか消極的なのかわからない子と友達になれたし。

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赤羽「ねぇ。俺２位なんだけど。てかなんでお前一番ん前にいんの。外部じゃ俺２位なんだけど。

　大切なことだから２回行った。俺本来ならあの子の席なんだけど。」

浅野「じゃあ今ここの席に座ればいいだろ。」

赤羽「え、馬鹿なの？女の席じゃん。馬鹿なの？」

浅野「俺が馬鹿ならお前も馬鹿ということになるが。」

赤羽「いや。俺中３期末１位だから。お前より上だから。」

浅野「あのときだけだろ。たまたま譲ってやっただけの話だ。」

赤羽「負け惜しみは聞こえないんですけどー。」

忘れ物を取りに戻ったらまたなんか言い合ってるぞ；

いや、たしかに言い争う時間はいいけど

場所よ。

なんかあの席嫌だ。

席替えしてー。

「あのーすみません；忘れ物をしたのでいいでしょうか；」

怒らせないようにふんわりと。

浅野「あぁ。すまない。こいつが口うるさいものだから。」

赤羽「はぁ？全部俺のせいなの？」

浅野「そうだろう。お前から話しかけてきたんだから。」

赤羽「だからって全部俺のせいじゃないだろ。」

また始まった；

苦笑いしか出ねぇわこれ。

そっと取ってそっと帰ろ。

浅野「あ、待ってくれ。キミ、生徒会に興味はないかい？」