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正体 ページ47
赤葦side
皆さんはもう、気付いてますよねー？(笑)
そんな声がこだました。
頭に直接響くように。
聞き覚えのある忌まわしい声だけで、姿は見せない。
「莢萠!!」
叫んだのは、誰の声か？
それさえも判断しかねるのは、Aのことで頭が一杯だからで。
あの頃、
俺たちがまだ、高校バレーにのめり込んでいた頃。
見ているようで、なにも見えてなかった、
悪魔の巣食う世界に、呑み込まれさえしなければ。
何度願おうが変わらなくても、何度だって、Aに助けられるんだ。
「みんな勘違いしてるようだけどさ、
あのセカイを繋げたのは
Aで、
助けたのは、私だよ？
まあ、Aがみんなを助けるために
私に命を預けたのも
確かだけどね？」
莢萠の一言が
また、世界を崩していく＿＿＿＿＿＿
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はな - あかあしぃ！ (2016年1月17日 23時) (
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はな - あかあしぃ！ (2016年1月17日 23時) (レス) id: f745022d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠ちゃん。 | 作成日時：2015年6月19日 0時
