その正体。 ページ22
「あーあ、面白いwww」
そう言いながら、眩しさに眩む視界に入ってきたのは、
見知らぬ長身メガネの男子だった。
「...誰?」
1人で爆笑しているその人に問いかける。
どこかで見たことある気もするけど…
「あ、はじめまして。佳澄Aさん、ですよね?
僕は月島蛍です。」
金髪メガネのっぽさんの名前は月島蛍。
思い当ってしまったのは、あの「レンタル彼氏」
「えっと、何で私はここに…?」
レンタル彼氏に、何かした心当たりもない。
私からは。
・・・これをフラグって言うのか否か。
「掟破り、といますか、そんな感じですよ。」
ああ、やっぱり。
あの二人、赤葦京治と二口賢治もレンタル彼氏だったんだ。
女の子の扱い方的に疑ってはいたけれど。
…でも、勝手にルールを破ってキスしてきたのは向こう。
「…わかりましたって言わなきゃいけないんですよね?
それで、如何しろ、と?」
そういうと、月島蛍が、振り返った。
そして、ついて来いというかのように歩き出す。
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はな - あかあしぃ! (2016年1月17日 23時) (レス) id: f745022d5b (このIDを非表示/違反報告)
はな - あかあしぃ! (2016年1月17日 23時) (レス) id: f745022d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睡眠ちゃん。 | 作成日時:2015年6月19日 0時