1時間15分 ページ15
音もなく涙が零れた。
今まで溜め込んでたことを吐き出すように零れた。
赤「大丈夫。大丈夫。」
貴「うっ.........あああぁぁぁぁ....!」
赤葦さんはなにも言わずただ頭を撫でてくれた。
胸が張り裂けそうで。
苦しくって。
でも、赤葦さんの熱がとても気持ち良かった。
そのまま泣き疲れて私は眠った。
あぁ、速くこの人の記憶を取り戻したい。
苦しいよっ..。
気がつけば朝になっていた。
傍らには私の手を握った赤葦さんが眠っていた。
彼女、いるのかな。
私、この人のこと好きかもしれない。
好きになっちゃったんだ。
手紙を出された男の子とは中学校が離れて
失恋した。
もう恋なんてしないと思ってたけど
私、この人のことが好きになっちゃったんだ。
赤葦さんのふあふあの癖っ毛を撫でてみた。
貴「ふふっ...ふあふあだな...。」
ガシッ
貴「!?」
手首を捕まれた。
赤「こら。」
赤葦さんを見ると笑いながらこっちを見てた。
二人で笑いあった。
んっ...
と、時計屋...?
貴「時計屋...?」
赤「今っ、」
貴「?」
赤「何て言いました?」
貴「時計屋、ですけど...?」
赤「!?貴方と俺は、時計屋で働いているんです!」
貴「本当ですか!?あの...もしかしてボクトさん?って人いますか...?」
赤「いますっ!どうしてですか?」
貴「頭に浮かんだんです。ワンフレーズだけ。」
赤「その調子です...!他にも思い出したことはありますかっ!?」
貴「やっ、夜久さんまじお母さん...?」
赤「そうですね...!よくそんなところ思い出しましたね...!」
貴「ははっ...。あれ、え?赤葦さん?」
赤「え...?」
貴「京治さん...?あれ、あれ?
あっ、あぁ〜〜!!思い出しましたっ!!」
赤「ほんとですか?店長分かりますか?」
貴「わかります!店長がホームページ作って誰かに頭殴られて...!」
赤「やった...!お医者さん呼んできますっ!」
翌日退院した。
兄「Aっ!」
貴「うざいっ!」
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実は、いじめと好きだった男の子の話は
作者の実体験です!
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茶 - 赤葦さあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん何でそんなにイケメンなん。あと岩ちゃんもイケメンすぎる。もうヤバいかも。 (2018年7月26日 21時) (レス) id: 157d2a0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
ワスレナ草(プロフ) - すなっちさん» ありがとうございます!岩ちゃんほんと男前!本当にありがとうございます!(*´∇`*) (2015年9月27日 21時) (レス) id: a5f8fe5917 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - 岩ちゃぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!男前!!完結おめでとうございます( *´艸`) (2015年9月26日 19時) (レス) id: 0a9d429321 (このIDを非表示/違反報告)
ワスレナ草(プロフ) - 抹茶さん» ありがとうございますっ!涙腺崩壊という言葉に涙腺崩壊です(T∀T) もうっ!部屋のなか洪水じゃないですk((本当にありがとうございましたっ! (2015年8月21日 23時) (レス) id: 43a1e5072d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 涙腺崩壊してしまった…本当に泣きました。いや、マヂd((1から読みましたがとってもいい話でした!とっても!! (2015年8月20日 21時) (レス) id: e7d090236a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2015年3月26日 12時