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十三 ページ13

ある日の夜
しばらく万事屋に慣れてきたくらいだ

『…』

坂「どうした?」


なかなか寝付けないでいた私
最初は違う部屋で寝ていたが今ではなど離れてはいるが同じ部屋で寝ている

だからこそ銀時は私が寝れないでいたことに気づく


『なんだか怖くて。こんなに充実してしまっているのがいつか壊れるんじゃないかって』

坂「んー…大丈夫だろ。」

『だといいな。』

坂「最近パチンコ当たんねーからな、その分の運をお前にあげてるんだよ」

『それ遠回しに負けてるの私のせいにしてない?』


そんなことをいいつつ私たちは見つめ合う
ほほ笑む銀時の顔はとてもかっこよくて
安心する。元気を貰える。


こんな感情、本当に初めてだ。



『…銀時、ちょっとお話しない?』

坂「あ?別にいいけど…」


私たちは布団をくっつけると
「なんか変な感じするな」とはにかみあった


『私ね、初恋の人がいるの』

坂「お、おお急に始まるな」

『ふふ、それでね、その人のこと本当に好きで、その人も毎日お店に来てくれてたから純粋に恋をしてたの。

でもある日急に来なくなっちゃったんだ。
その理由が婚約相手ができたからだって。

それから私誰も信じれなくなって無心であの仕事してたんだ。

毎日知らない人にキスマとかつけられてさ、
今思えばきつかったなって。だから出会ってくれてありがとう、助けてくれてありがとうって

そう伝えたかったの。ごめんね長々と。

…なーんて、寝た?』


そういって顔を覗き込もうとすると銀時は私にまたがって悲しそうな顔をした


坂「寝てねーよ。」

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設定タグ:坂田銀時 , 銀魂 , 万事屋   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:沙也加 x他2人 | 作成日時:2018年9月30日 13時

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