序章 ページ15
ギョンスside
授賞式が始まり滞りなくプログラムは進んで行く。
ベクの様子をうかがってみるものの特に変わった様子はない。
スタッフ「EXOのみなさん、そろそろスタンバイお願いします。」
パフォーマンスの時間が来て、それぞれ緊張しながらスタンバイに向かう。
準備を済ませ、気合を入れるために円陣を組むとスホヒョンが号令を掛けステージへと飛び出した。
ルハニヒョン以外のメンバーはステージのセットに登りパフォーマンスのするため、僕も少し高くなった
セットにスタンバイする。
準備を整えると、少し高い所に登ったからか音楽が始まるまで客席をぐるっと見回した。
たくさんのファンが僕たちのステージを見つめる。
あれ…？
ふとあるファンに目が止まり違和感を覚えた。
席はステージから離れているのに異様なぐらい目に付く。
そちらに気を取られていると音楽が始まりルハニヒョンがパフォーマンスを始めていた。
机と椅子を使うパフォーマンスで椅子の上に立つと余計にさっきのファンが気になる。
DO「いたっ……。」
そちらに気を取られていると、イントロの最後で椅子から降りる時に足を挫いてしまった。
痛みに堪えながらも足をひきずってしまう為、パフォーマンス中メンバーも気付き気にしている様子で自分の鈍臭さで情けなくなる。
何とかステージを終えると、一気に足が痛み出しステージを穿けた瞬間座りこんでしまった。
SH「ギョンス！！？」
DO「ごめん、みんな。
怪我しちゃって、ステージ完璧に出来なかった…」
心配して集まるみんなに謝ると、気にするなと励ましてくれた。
スホヒョンに楽屋まで支えられて帰るとマネヒョンが慌てて入ってくる。
マネ「ギョンス、病院行くぞ。」
DO「大丈夫だよ、対したことないから。出れるよ最後まで。」
マネ「いや、お前だけじゃないんだ。病院行くの。」
DO「え、どういう事？」
マネ「とりあえず行くぞ。」
意味が分からないままマネヒョンに支えられて車まで移動すると、何故かメンバーが先に乗っていた。
暗い車内で顔が見えず、隣に乗り込み絶句する。
DO「ベク…？
おい！ベクどうしたんだよ？！」
そこには明らかに様子のおかしいベクがぐったりと車のシートに体を預けていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みそちげ(プロフ) - ペッキョンさん» 長い事読んで頂いていて嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))悲しいお話でどうかなと思ったんですが最後まで完結頑張ります！最終章に移りますのでそちらも見て頂けると嬉しいです♪ (2015年2月10日 1時) (
レス) id: f2e970d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ペッキョン(プロフ) - いつか見える景色の時から読ませていただいてます！ベッキョンの話……私が読んでみたかった話で、毎日楽しみにしています！これからも、ずっと応援しています！ (2015年2月9日 0時) (レス) id: 5a6d796d6f (このIDを非表示/違反報告)
みそちげ(プロフ) - さぁやさん» コメントありがとうございます^ ^頑張って少しずつ更新していきます♪ (2015年2月3日 23時) (レス) id: f2e970d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
みそちげ(プロフ) - 宏美さん» しばらく更新も途絶えてコメントも返せずごめんなさい(T_T)頑張って完結しますねー！ (2015年2月3日 23時) (レス) id: f2e970d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
みそちげ(プロフ) - ゆなさん» お久しぶりです^ ^まだ読んでいただけてるか分からないですが、ゆなさんのコメントいつも嬉しかったです！ (2015年2月3日 23時) (レス) id: f2e970d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みそちげ | 作成日時：2014年6月1日 1時
