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翌日、私は一目散ににーやんに謝れば彼は笑って許してくれてほっとした。
だけど、さや香としても、にーやん単独でもそのタレントさんの共演が多くなっているのが事実。しかも、席は真横で仲良く喋っている場面がチラホラ。
「………めっちゃ仲良いやん…、」
そのタレントさんは誰が見ても綺麗って言うような人でにーやんのタイプそうな人だった。
そんな人と、にーやんが話してるのを見るのはどうも気分が良くない。なんで、仲良いねん…。
「あーー！！もう、なんか会いたくなってきた」
会いたいから今日家来なさい!
にーやん今日、めっちゃ素直やん
にーやんまあ、俺も会いたいから行くけど
嫉妬でどうにかなりそうやって、でもにーやんと会ったら治まるかな思って、彼を家に呼び出した。
寒いから鍋食べよか〜なんて話をして2人で買い物に行って、私の家に帰って2人で鍋を横並びで食べるこの時間がいつまでも続けばいいのに。
「…そういえば、ドラマ撮影でさ」
新山「…、おん」
不意に、何故かドラマ撮影での出来事を話したくなった。今思えば、にーやんに嫉妬して欲しかったんやと思う。だから、ちょっとの悪戯心と初めてのドラマ撮影での話を聞いて欲しくて、共演している藤井さんとの話を淡々と話していた。
その時の、私は知らない。私が藤井さんとの話をしている時、にーやんが1回も私の顔なんか見ていないことを。
「ほんでな、そっから｣
ﾊﾞﾝｯ
新山「その話、俺聞く必要あんの？｣
「…え？」
不意に、にーやんが箸を乱暴に置いて初めて私の目を見つめてその言葉を言った時、私の頭は戸惑いと罪悪感で埋め尽くされていく。
新山「別に、俺聞かせてとも言うてないし、他の男の話なんか聞いてもなんも楽しくないんやけど」
「…ぁ…、ごめん…、」
反射で謝れば、にーやんは頭を掻いてため息を零す。初めて見るその態度に少しビックリしてもうたのと、何でこんな事してしまったんやろって思った事で頭がいっぱいいっぱいになって自然に涙がこぼれそうになっていた私を見てにーやんは慌てたように私を抱き締める。
新山「ちゃうねん、A。ごめんな、ごめん。怖がらせたよな」
「……っ、…、」
ただの、私の嫉妬から始まったこの出来事に彼を巻き込んでしまったことにやるせない気持ちになって、にーやんの腕の中で私は涙を流した。
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空(プロフ) - くうさん» はじめまして❣️リクエストありがとうございます！ご期待に添えられますよう頑張ります☺︎ (1月12日 21時) (
レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
くう - いつも楽しく読ませていただいてます！リクエストで、新山くんと喧嘩しちゃって体調悪いの言い出せなくて舞台で倒れちゃうお話が見たいです！ (1月11日 19時) (レス) id: b5f18885b1 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！内容はおまかせします💞空さんが書きやすいように書いてください！ (1月11日 18時) (レス) id: 6d2a8277e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫宮(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！！ (1月11日 15時) (レス) @page29 id: 0bb3e91f53 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 紫宮さん» ご返信ありありがとうございます❣️ なるほど、、。当方向井さんについては無知なものでして作品を作成するとなれば今すぐは難しいですが、書けそうだったら書いてみますね！ (1月11日 12時) (レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b88b3199d2b15eac560a3004340d9bba...
作成日時：2024年1月5日 2時
