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『新山さんって、カッコイイし優しいですもんね〜』
「え？」
ある日の収録中、初共演のタレントさんにそんな事を言われた。休憩中に、”新山さんの彼女さんですよね？”なんて話しかけられた。どこかで見たことあるなぁと言う私の勘は当たってもうて、彼女は先日、にーやんと共演したタレントさんだった。
『あ！いや、普通に思っただけです。共演した時も仲良くしてくださってたので。』
「あっ、そうなんですねぇ｣
私の反応に慌てて目の前で手を振って否定した彼女。分かってる。彼女がその気なんか無いことも。でも、にーやんの事をかっこよくて優しいって感じているその事実に私はモヤモヤした。
風早「それ、嫉妬やろ」
「え、嫉妬なんこれ」
風早「その女が、にーやんの事をかっこよくて優しいって思ってんのが嫌なんやろ？」
「まぁ。今でも良く共演してるし…、2人が話してるとこ想像したら、モヤモヤするねん」
風早「それはもう、嫉妬やな」
颯太のその言葉に、私は机に項垂れた。
確かに、にーやんはカッコイイし優しいけどその優しい面を見ていいのは私だけやのに。
なんて、柄にも無いことを思ってしまうここ最近。
でも、にーやんは嫉妬とかしなさそうやから私だけいつも嫉妬してるなんて本人に言えなくて。あーー、どうしたらいい？この感情
風早「てか、お前もはよ言えって」
「………ドラマ？」
風早「絶対、にーやん怒るで」
「…………どうやろ？」
最近、オファーが来た恋愛ドラマのヒロイン役。キスシーンとかも実際にする訳では無くて全部角度での撮影やし、新しいことに挑戦したいな思って受け入れたドラマのお仕事。でも、にーやんがなんて言うんか怖くて未だに言い出せていない。そのまま情報解禁される日も迫ってきていた。
「…にーやん、嫉妬せんタイプっぽいし」
風早「いや、流石に彼女が恋愛ドラマやるってなったら嫉妬するやろ」
「えー、そうかなぁ…。」
風早「とりあえず、情報解禁される前に話しといた方がええ思うで。」
その時、曖昧に返事してもうた事を後に私は後悔した。情報解禁されたらすぐに、にーやんからLINEが来て文面からみても分かる。あんまり良く思ってない事を。なんて返信すれば良いんか分からんくてそのまま放置してしまった。
でも、こんな私の勝手な嫉妬と勝手な行動で喧嘩なんかするのは嫌。明日、会った時にーやんに謝ろう。私が嫉妬している事は何があっても言わないと心に決めて。
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空(プロフ) - くうさん» はじめまして❣️リクエストありがとうございます！ご期待に添えられますよう頑張ります☺︎ (1月12日 21時) (
レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
くう - いつも楽しく読ませていただいてます！リクエストで、新山くんと喧嘩しちゃって体調悪いの言い出せなくて舞台で倒れちゃうお話が見たいです！ (1月11日 19時) (レス) id: b5f18885b1 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！内容はおまかせします💞空さんが書きやすいように書いてください！ (1月11日 18時) (レス) id: 6d2a8277e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫宮(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！！ (1月11日 15時) (レス) @page29 id: 0bb3e91f53 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 紫宮さん» ご返信ありありがとうございます❣️ なるほど、、。当方向井さんについては無知なものでして作品を作成するとなれば今すぐは難しいですが、書けそうだったら書いてみますね！ (1月11日 12時) (レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b88b3199d2b15eac560a3004340d9bba...
作成日時：2024年1月5日 2時
