デート ページ24
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翌日、用意も終わり、少し身だしなみを整えていると、携帯の電話が鳴った。
お察しの通り、その相手は1人しかなくて
「もしもし〜」
新山「おはよ、もうちょいで着くねんけどいける？」
「おはよう。うん、もう大丈夫よ〜」
新山「ん、分かった。あと5分くらいで着くわ」
「はいよ〜」
そのまま電話を切り、用意も終わらしていた私は最後にひとつ鏡を見てから外の世界へと踏み出した。少し待てば見慣れたにーやんの車が見えてきて、そのまま私の目の前で停車した。助手席の窓から手を振れば、中にいた彼は微笑んで手を振り返してくる。
その姿にドキッとしたのを隠すかのように私はドアノブに手をかけた。
「おはよー、にーやん」
新山「2回目やねん、それ」
「一応のためやんか！」
新山「なんの一応やねん笑」
なんて平然に話してるけど、今日のにーやんはいつも見る私服よりなんかオシャレやし、髪の毛だって、東京の仕事がある時しかセットせんとか言うてたのにめっちゃしっかりセットしてるし。
何より、メガネをかけて運転しているその姿が1番やばくて、いつもと違うにーやんにドキドキした。なんや、私にーやんのこと、めっちゃ好きやん。
「どこ行くん〜、今日」
新山「んー、どこやろな」
「なんや、素直に教えてえよ」
新山「まあ、行ったら分かるから」
「ふーーん。じゃっ、楽しみにしとく」
新山「うん、そうしといて」
その会話を最後に、少しの沈黙。チラッとにーやんを見れば、余裕そうに片手で運転しているその姿は様になっていて。やって、こいつイケメンなんやもん。しゃあないやん！
なんて思ってたら、見すぎてたのがバレたのかにーやんがクスッと笑った。
新山「…ふっ、めっちゃ見るやん俺の事」
「どぅえ！？ 見てへんわ、、別に、」
新山「言い逃れ出来んやろ、もう笑」
「運転に集中してくださいーー！」
新山「なに、そんなかっこよかった？笑」
いつもならこんな事言ってこんのに。もっとふざけ気味で言ってくるのに。何もかもが違う彼の姿と、その行動に最初から私の胸はドキドキしっぱなし。だから、私は仕返しをするように否定をするだろうと思って言ってきたその言葉に、”うん、カッコイイよ”と返したんだ。
その言葉に、”なんやそれ”なんて冗談気味に笑った彼の耳は、真っ赤に染まっていた。
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空(プロフ) - くうさん» はじめまして❣️リクエストありがとうございます！ご期待に添えられますよう頑張ります☺︎ (1月12日 21時) (
レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
くう - いつも楽しく読ませていただいてます！リクエストで、新山くんと喧嘩しちゃって体調悪いの言い出せなくて舞台で倒れちゃうお話が見たいです！ (1月11日 19時) (レス) id: b5f18885b1 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！内容はおまかせします💞空さんが書きやすいように書いてください！ (1月11日 18時) (レス) id: 6d2a8277e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫宮(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！！ (1月11日 15時) (レス) @page29 id: 0bb3e91f53 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 紫宮さん» ご返信ありありがとうございます❣️ なるほど、、。当方向井さんについては無知なものでして作品を作成するとなれば今すぐは難しいですが、書けそうだったら書いてみますね！ (1月11日 12時) (レス) id: f237432d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b88b3199d2b15eac560a3004340d9bba...
作成日時：2024年1月5日 2時
