検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:24,220 hit

126話目 ページ6

エースside

 「知ってたのかよ」


 あの後すぐに俺は食堂に向かった

 ティーチの事が分かったからだ

 俺が着いた時にはもうティーチは居なくなってて

 ヤミヤミの実も一緒に消えていた


 「俺はあいつの隊の隊長だ!

 何で俺に言ってくれなかったんだ!!」


 それから隊長以外の奴にも全ての事が話された

 その時、マルコたちから3人だけがAから聞いていた事も教えてくれた


 「Aにはさっき連絡をした

 すぐにこっちに向かうと言ってた、すぐ来るだろうよい」


 「サッチが死ぬ可能性だってあったんだ

 それが生きてる事をまずは喜べ」


 「・・・親父も知ってたんだろ」


 「ああ」


 「親父も俺に言わない事に賛成だったのかよ」


 「・・・おれァ、一番状況を分かっているAの案が

 誰も死なねェためには最善だと思った

 俺も少し甘かったのかもしれねェ

 仮にもティーチは俺の大事な息子だった」


 「・・・俺は」



 ・

 ・

 ・



 ガサガサッ


 「金は要るな・・・ 飯は・・・まあどうにかなるか

 ・・・おっ、これもいるしな・・・よしっ、これで良いか」


 俺は艦を降りてティーチを探す事に決めた

 ケジメは俺が着けるんだ


 「おいエース、どこ行く気だ?」


 甲板の途中で呼び止められた


 「・・・俺はティーチを追う」


 「はあ!!? お前何考えてんだ!?

 親父はさっき行かなくて良いっつってただろうが!!」


 「おい何の騒ぎだ」


 「うるせェぞ、お前ら今の状況分かってんのかよい」


 マルコたちが来た


 「マルコ!!! 聞いてくれ!!!

 エースの野郎、ティーチを追いかけるっつってんだ!!!」


 「!! おいエース! それは本当かよい!?」


 「ああ! 俺は本気だ!!

 あいつは俺の隊の部下だ!!!」


 「エース! 俺は無事だ!!

 お前が責任を感じる必要は無ェ!!!」


 「エース・・・ 良いんだ、今回だけは・・・

 妙な胸騒ぎがしてなァ・・・」


 「あいつはサッチを殺そうとしたんだ!!!

 何十年もあんたの世話になっといて

 その顔に泥を塗って逃げたんだ!!!

 何より親の名をキズつけられて黙ってられるか


 おれがケジメをつける!!!」


 「おい待て!!! 戻れ!!! エース!!!」

127話目→←125話目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 柊さん» 今学校が忙しく、連載再開は来年になるかもしれないですが、必ず連載は最後までやり遂げるので、また見てやって下さい。 (2018年4月7日 0時) (レス) id: 4120e6e130 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 小説読みました!!! 面白かったです!更新頑張ってください!! (2018年4月1日 15時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
二階堂二千夏(プロフ) - 炎と感情 [ONE PIECE]4移行おめでとうございます。  しかしヤミヤミの実行方が気になります!続き待っております。 (2016年8月6日 4時) (レス) id: b337d4ee1a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:sayaka | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年7月29日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。