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何故 ページ25

ーーAsideーー
私が異能、体術共に師を持ち、上達する事に専念できる様になった。

今日は芥川さんと異能の鍛錬だ。

またあの訓練場に来ている。

「貴様また動きが速くなったな。何かあったか?」
芥川さんが羅生門で攻撃してくる。

芥川さんの羅生門のスピードアップを兼ねた私のウォーミングアップだ。

『この前、中也さんと、手合わせを、して貰って、体術の、稽古を、付けて貰ってるんです。』
ーー芥川sideーー
中也幹部に体術の稽古をつけて貰っている。

今此奴はそう言った。

何故か胸がモヤモヤする様な感覚に襲われる。

その謎の怒りに任せて羅生門を思い切り彼奴に向かわせた。

避けきれずに彼奴の作った壁に阻まれるガキンと硬い音がする。

『あの、芥川さん、どうかされましたか?顰めっ面になってますよ?』

苛々していた為、

「僕が顰めっ面なのは何時もの事だろう。次は貴様の技術向上だ。早く準備をしろ。」

『?はい。』
ーーAsideーー
何故か芥川さんが苛々している。何かしてしまっただろうか。

何はともあれこれ以上苛々されては困るので準備にうつる。

基本的に魔法を使うので芥川さんが怪我をしない様に特殊な防護壁を作り、貼り付ける。

大体私の魔法は羅生門に食べられてしまうのでそこ迄心配する必要は無いが時々当てられる。

そうすると褒めて貰える。なかなか褒めて貰えないのでその時はとても嬉しい。

「始めるぞ。」

『はい。宜しくお願いします。」
声と同時に1番速く発動出来る魔法を放つ。
風魔法だ。相手を中心に旋風を起こす。少し驚いた様な顔をされたがすぐに食い破られる。
ほんの少ししか足止め出来ないが此れだけでも集中して強力な魔法を発動出来る。
芥川さんが跳ぶと思う方向に炎魔法の魔法陣を仕込む。その後三方向から雷魔法を放つ。
魔方陣に上手く誘導できた。
魔方陣から火が上る。
「ぐっ…罠か。」
熱いだけで済む様に防護壁を作ってある。
ーー芥川sideーー
大内の攻撃を避けたら罠だった。

この様に戦術がは僕が稽古をつけていた為だと思いたい。

しかし此れすらも中也幹部のお蔭なのだろうか…

確かに部下が強くなるのは喜ばしい事だ。

だのにこの様に胸が痛むのは何故だ。

「おい、大内。今日は此処までだ。」

キリのいい所で大内に声を掛ける。

『分かりました。芥川さん、有難うございました。』

僕の此の気持ちをどうすべきか考えてみる事にした。

彼女の背中を見送り乍そう考えた。

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猫になりたい(プロフ) - くろぉばぁさん» ありがとうございます!もう一つ書いている方がもう直ぐキリのいいとこまで行くのでそうなったらリメイクなどしようかと思ってるので、頑張ります! (2017年2月21日 18時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)
くろぉばぁ - 続きを楽しみにしてます! (2017年2月21日 18時) (レス) id: f61dc6bc39 (このIDを非表示/違反報告)
猫になりたい(プロフ) - お気に入り登録1人ありがとうございます!♪( ´▽`) (2016年12月24日 14時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫になりたい | 作成日時:2016年12月10日 22時

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